WHITE ALBUM2ミニアフターストーリー レビュー

幸せの向こう側の向こう側、三人の歩く道

来たよ!WhiteAlubm2ミニアフターストーリーだよ!!

そんな感じでとんでもなく短い、「ミニアフターストーリー」ちょっとだけ言う慣れば丸戸史明の優しさを感じられる「WHITE ALBUM2ミニアフターストーリー」でした。

方向性は二つ。まずはccで歪ながらも三人の形を描き出せ、虐められぬいた結果未来まで勝ち取ることの出来た「小木曽雪菜」、いやゲームから言えば「北原雪菜」になれた二人の物語と、ccで雪菜を混ぜず、ただ人を傷つけ傷つけられて手に入れられた「冬馬かずさ」との未来物語。

結論から言うと

どちらも魅力的なヒロインです。涙腺に来ますが、ヒロイン二人共このアフターストーリーで「会うこと」はありませんでした。かずさルート後と考えるとまぁ当然かなぁとも思うのですが春希を取り合った仲で仲良くーってのは結果的に無理かもですよね。

でも、どちらのヒロインを選んでもちゃんとした未来を持てるという意味でやっと彼女たちと北原春希に春が訪れる、と言えるかな。

そういう意味では北原春希ポジションであるプレイヤーに対しようやく終止符を打てた、と言える、言えた作品だと思います。

 

幸せへと進む道

side :雪菜

正直、雪菜のアフターストーリーはもう「北原雪菜」としてバカップルする話でしか無いだろうな、と予想していましたが其の通りでした。

あの狭い部屋から卒業し、新しい未来へ進む話。でもその新しい部屋には新しい住人が待っているという。

しかし、やはり片方のルートでは手に入らないものがすべて手に入るのが雪菜ルートと言っても過言ではありません。

雪菜母とのやりとり、開桜社の鈴木さん、松岡さんに武也、依緒、友好関係では無かったけれど友人となれた朋、とWA2メンバー勢ぞろいといっていいでしょう。

そんな皆の行動が見れて、ICの頃の雪菜を思い出して、あの町から二人が新しい部屋に進むそんな話です。

そして「あのマンション」の元隣の住人からも葉書が届きます。

正直、これだけなのですがああ、雪菜もかずさも幸せになれて良かったな、苦しいほど歪な関係であったけれども、鍋のメンバーには入れないけれども、それ以上の友人で、春樹にとっては初恋?の相手からのメッセージを貰えてまた新しい住人と出会えて生きていける、それだけだけれどもなんと幸せなんだろうなぁと思えたシナリオです。正直、新しい住人を抱いてるシーンは不倶戴天の敵も横にいて欲しかったかなと思う反面、メールではなく「葉書」で残す形であるところとかとても犬らしいなwと思うのでした。側にいて欲しいけどもう子どもじゃないもんな。

個人的には開桜社のもう二人、浜田さんとサブヒロインですが風岡麻里さんも見たかったかなぁと思うのですがミニアフターストーリーですからね、そこまでは望めないかな。まりさんじゅっさいそんなこと言ったらグッディーズの皆とか、小木曽弟とかそれこそ幸せになれた小春ちゃんとか見たかったですけれども小春はもう別の形で幸せになってるからもう良いんだよね。後は依緒と武也っぷるですかね、別の媒体で何か配信してくれ…ないかな!

 

幸せへと戻る道

side: かずさ

こっちもこっちでやっと幸せを手に入れることが出来ましたね。ノーマルエンドでは「北原かずさ」を名乗っていたけれど、公式で名乗れるように慣れたね、かずさ!と言いたくなりました。欲を言えばせっかくなんだからHシーン入れてもよくね!?とはちょっとだけ。ぐぬぬ

雪菜との物事は解決していましたが、こちらも臭わせる程度でしたね。とても難しい、こちらも元々の友人には戻れない、すべて時間が流れてくれて、冷たい雪が降る季節が過ぎ、それからまた雪が降る季節が舞い戻ってきたけれど今回は二人共を祝福してくれるものが有る。

もう海外に居なければいけないわけではない。居場所はあったんだ。

かばんを忘れて涙を流しながら100円で電話した御宿の電話ボックス、嫌いだった街、街母親と揉めて好きではなかった実家、大嫌いだった学校、初めて口づけを交わした場所、そして第二音楽室。

新年を迎えるときにやっとかずさにも新しい苗字とドレスや指輪を貰える、そんなシナリオでした。

届かない恋なんか無いんだ、雪なんか嫌いに決まってたし、居場所なんか存在しない日本なんて嫌いなんだ、そう思っていたけれど、案外、世界はちょっとだけかずさには優しい場所だったと気づかせてくれた、そう思わせてくれるアフターでした。

closing chapterでいけなかった文化芸術ホールにも二人共行けるしね!あの選択肢はいらない子だけど欲しかったんじゃ!

 

結果的に時間というものは無慈悲で非情なものだけれども優しい場所だったと気づかせてくれるという"丸戸史明らしい”シナリオだったと思います。

どんな形であれ「丸戸史明の紡ぎだすWHITE ALBUM2はコレにてラスト、もうない」と考えると寂しいし、短かったなあーと思うのですが、片方のすべてを手に入れすべてを壊し、居場所も無くなり逃げる二人を祝福してくれる家族たちの姿を見ることが出来た幸せや、両思いであった二人の中に無理やり割り込んでいった「いらない子」であった雪菜も新しいかたちの幸せが訪れる姿をプレイヤーとして見送ることが出来たとわけですから、もう望みは無いなぁ。

どんなかたちであれ、えっ分割かよー丸戸そりゃねーわーwと思ったディザーサイト、評判はいいけれどもう決着が付いているintroductory chapte、なんでそんなに雪菜をいじめるんだよぉ、でも小春好きだわ…うっ…と思ったclosing chapter、二人の幸せを見ることが出来たPC code、雪菜が歌う「I hope so..」等が詰まったアルバム、不倶戴天の敵シナリオが追加されたPS3版、アニメになって、Vitaになって、ラジオCDが出て、WHITE ALBUMコンサートのBDが出て、ライトノベルが出て、やっとやっと雪菜もかずさも幸せになれたわけですからね。もう展開は望め無いけれどああ、世界はかずさを憎んでたわけでも雪菜を苦しめ続けるというわけでも無いんだなぁ。プレイヤーである自分も「WHITE ALBUM2」という柵から脱することができたんじゃないかと思う次第でありました。雪菜のアフターストーリーを頑なに書かなかった理由もなんとなく分かるような気がする。いやまあ、雪菜シナリオはゲームで完結してるって言えば言えるんですけども、ノベルとかでかずさアフターとか不倶戴天の敵とかあるとやっぱり対するポスト森川こと小木曽雪菜のゆく道も気になるわけでね。

WA3は二人共の子どもd…wそしたらスクイズになっちゃうもんなぁ、無いなぁw

とりあえず、WA2関係者の皆様お疲れ様でした、そして素晴らしいストーリーをありがとうございました。

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