彼女と秘密を共有しちゃおう!
サノバウィッチ 【豪華3大特典 こぶいち描き下ろし複製色紙(紬)、ラフ画集「サノバスケッチ」、ドラマCD「お待たせ!デートCD」付】
- 出版社/メーカー: ゆずソフト
- メディア: DVD-ROM
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総評
寧々の為の寧々の為にある寧々ゲー。
後、バカップル共爆発しろって言う感じですか。
シナリオ雑感
保住圭さんと籐太さんがライターということで間違いは無いな、と思ったのですが確かに間違いは無い、面白いイチャラブゲーでした!(さいろーもシナリオ補佐してるみたいでしたし)
面白かったことは面白かったのですが、如何せん共通ルートの長さと個別ルートの無駄シリアスと言うのでしょうかそこら辺調節して欲しかったかなぁっていう感じはシます。もうちょっとコンパクトに出来そうな部分あったと思うんだよなぁ。
後、若干「魔女」設定が使い切れてない気がします。
実際、魔女なのは二人だし、魔女二人共発情するワケじゃないし。
後、寧々はラストに持ってくるとしてアルプがどこまで人間の願いを叶えきれるかってところは疑問だよね。寧々ラストだと時間改変・時空ワープ?まで行ってるし。感情の欠片だけでそこまで力が回るのかという謎。あれは寧々だけワープしたように見せてるけど別世界なのか元世界を改変したのか、ちょっとイマイチ不明。
寧々ReStartだと紬は当然魔女じゃないし、七緒はアルプ…なのかさえも不明だし。っていうかそもそもアルプの「アカギ」の存在はどうなっちゃってるのかなぁ。
システム
小回り効きすぎィ!(褒めてる)
吉里吉里なのに尚且つお気に入りボイスも保存できるしバックログで章も戻れるし、選択しも戻れるしBGVもやたら凝ってるし、マウスジェスチャーも便利だし、S&Lも便利だし、タブレット用?のアイコンも便利だし、ドラマチックモードも有るし。あ、悪いところないです。
「M2 CheeseWare」さんが多分ボイス保存出来るようにしてるんでしょうけど「M2 CheeseWare」さんが噛んでるならE-mote使って欲しかったかなーと思う反面、ゆずソフト特有の「コロコロ立ち絵が変化する」という利点を潰してしまう気がするので、2Dで良いんです。2Dで。
Hシーン・CG
流石、むりこぶ!こぶむり!と言いたくなる。ココらへんは安定のゆずソフトデスネ。 発情ヒロイン寧々を除きメインヒロインズは3回+アフター。
発情ヒロイン寧々さんは9枠。
アンタどんだけ盛ってるんだ。
自分で慰めるだけでも3枠。
思春期の男子かお前は
その他
個別ムービーも有るし、個別ソングも有るし、金の掛け方がおかしいぐらい違うと思うぞ、サノバウィッチ!
遙そら・桐谷華・小鳥居夕花だけでも声優ホイホイなんですが、黒咲そらさんが存外に良い演技してまたこれも良し。
文句つけるところほぼねーよ!
あ、批評空間であまりに点数高くてゆずゲーでそんな高いの…?ねーだろ…って考えてた自分がバカでした。自分だったら80点台後半余裕で付けます…。
共通ルート
Chap1~4はヒロイン説明とそれとお悩み解決話がメインという感じ。
なんといっても寧々のダークモード(というかやけくそ?)モードに入ってからの可愛さはたまらなかったし、めぐるは某図書館ヒロインのように友達付き合いがうまくいかなくて悩み相談に来て、そこからわんこのように遊びまわる可愛い後輩、紬も魔女っ子モノの「欠片」集めライバルか!?と思いきやそうではなく、寧々とお互い頑張ろうね程度で取り合いもしないし、カケラ集めバトルがはじまるわけでもありませんでした。
学園部活ものお約束のイベント(ハロウィン)とか、ゆったり流れる日常とかを見るとまぁ良くも悪くもゆずソフトだなあ、と。
後半に加入してくる紬と憧子先輩を攻略するのが難しかった…。
好きな子追っかけてりゃいいゲームなんですけど、うまく同時攻略するには難しいですね。DRAC-RIOTもなんだかんだで寮エンド多かったし。
個別シナリオ
椎葉紬
正直、最初にやるべきキャラではなかったなぁ…
紬のアルプ「アカギ」の存在や、「魔女とは」と言う関係性があるからなのです。
他の個別、特にめぐるやちょっとだけですが憧子先輩、和奏は「魔女」と関係がないからと言う意味も大きいですね。
魔女になった理由も紬らしく人によっては馬鹿じゃないの?wと思ってしまうレベルなのですが、魔女である以上寧々との敵対!?とか「欠片集め」のライバルになるのか?と言うような心配もありませんでした。
強いて言うなら紬のアルプ、アカギの序盤に取った行動が鼻につく程度で他はChapter8以降のアカギと紬と紬の祖母との因果関係まで含めてとても良い出来だったからです。
イチャラブも多かったし、やっぱ魔女シナリオ組は後回しでやったほうが良かったかなぁ。エピローグを見ているとアカギの願いを叶えてあげたい…けど…というもどかしいシナリオでもあったと思います。まぁハッピーエンドなので問題なし。
因幡めぐる
そうよ、この娘を導入にしてやるべきだった!
シナリオ面でも紬と違い、魔女と言うわけでもないですし、ライターさん自体が保住さんということもあって、某図書館の貧乳のような話と言うのでしょうか、対人コンプレックスを解消しながらイチャイチャする、恋に落ちていくという感じなので良いミでは「良いイチャラブゲー」
悪い意味では和奏と一緒で普通ののエロゲに出たほうがいいよね、と思う次第であります。
一応、めぐるの対人コンプレックスも魔女との原因が無いわけでは無いのですが、あまりにも薄い。
それと共通でオカルト研究部関連で寧々や憧子先輩なんかにもかなりニコニコ仲良く映画行ったり、ゲームしたりしていたので、寧々先輩と仲良くなりたい…っていうのは必要なかったんじゃないのかなーって気はします。
仮屋和奏
ゆずソフト定番サブヒロインポジションさん。
でもサブヒロインと言いつつもバンドシーンはムービー入ってるし、エッチシーンも本番のみは1回ですがちゃんとエロシーン入れてくれていますし、サブヒロインという感じはしませんでした。
友情発展恋人行きというとってもオーソドックスなエロゲヒロインだったが故になんとなく勿体無い。
戸隠憧子
魔女との関係が無さそうで地味にあるキャラ。
黒髪ロングの清楚お姉さんというオーソドックスなキャラクターデザインなのにも関わらず、二人きりになった時はエロ話連発するという「天色*アイルノーツ」の夕音に近いというか、ドラクリのエロナに近いというかそんな感じ。
「何故恋に憧れるのか」とか「何故日記をつけるのか」とか「人を好きになるってどういう気持ちなのか」と言ったそういう地味なシーンが彼女の伏線だったりしましたね。後、主人公の「何故か先輩の気持ちだけ読めない」って言うのもポイントだった感じです。後、寧々の次にエロいかな。
AVを見つけてなんで私にも見せないの!激怒する
シーンやゴムの描写とかとてもエロエロでした。
ラストと言うか、Chapter7~8あたりは昔のKeyとかがやりそうなシナリオでした。
嫌いじゃないけどご都合主義だよね!って感じが辛いかな。
綾地寧々(1)
エロい。すごいエロい。また、BGV(Hシーン)の効果もあってキスの音が超エロかったです。桐谷ファンとしてはたまらないですね!
バンドを通じて両思いになれたところとか最高に可愛かったです。
オカルト部のメンツが寧々に対してアドバイスをするところもまた良いというか、ああ「青春してるなぁ」と言う思いがとても良かった。
そこからの発情っぷりがやばいくらいにエロ可愛いんです。
手をつなげば顔真っ赤、一緒にいるだけで顔真っ赤、漏れる吐息。清楚エロキャラはよくありがちですが真面目エロキャラなのでまたたまらなかったです。
最終的に欠片が集まってきて七緒と寧々が二人きりで話しているところも大体察しは付きました。
まぁ大まかに「歴史改変」的な大仰なことが行われるのではないかなと。
寧々の願いは
両親の離婚が無かったことになって、喧嘩をしない二人に戻ること
まぁ過去に戻るってしまう寧々を見てからの離れる→でも無理!記憶が消えてもいいからイチャラブする!めちゃくちゃにされたい!は大変やばかったですけどね。
かと言って徐々にオカルト部の子たちから忘れられていく寧々も辛かったですが。
このゲームアンインスト出来ないな…(おかず的な意味で)
RESTART
過去に戻ってきたのはいいけれど、七緒に言われたとおり
人の気持ちは魔法で変えることは出来ないという事
を実感し、両親に自分たちの本当の気持ちを伝え合うようにして欲しいと願い、本当の離婚より一ヶ月遅く離婚して、あの待で新しい母と出会うことになる。
そこからは過去をやり直していく寧々の姿がありました。
自分から動かなきゃどうにもならないっていうね。まさか、主人公の欠片を別の世界線で欠片を受け取れば記憶が戻るっていうのもご都合主義ですが良かったかと。
新しい環境でのイチャラブも良かったしね!