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鯨神のティアスティラ レビュー

鯨神のTear Steller

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鯨神のティアスティラ 応援バナー

 

総評

 

良くも悪くもテンプレ王道ゲー。

尖った部分や目立つ部分は一切なし。

ただ、湊月とリルに関しては若干伝奇要素が入っていて面白かった。

残念なことに複数ライターの弊害が出てたなぁという感じ。

良くも悪くも初心者向け、って感じはする。後、かなりご都合主義だなーと。そう考えるとリルEND(Trueではない方)の方が儚い感じがしてソッチのほうが素敵だったかな、なんと思うわけで。

後、発売日が悪かったね。ゆずソフトの「サノバウィッチ」が出てなければもうちょっと日の目を見れたと思うんだけど…。

 

シナリオ雑感

Whirlpoolでした。うん、面白かったと思うよ?

上記にもあるように湊月とリルに関しては「鯨神」や「天州島」の謎についてちゃんと天州楽鯨団が活動していた気がする。祭祀を復興させようとしてたし。

リルTrueはまぁ…萌えゲーだしね、という事でハッピーに終わるのはいいけど後付多かったなぁーと言う印象。

藤太センセは真莉音担当だったようですけど、あまり真莉音は好きになれなかった、というか幼馴染お姉ちゃん恵那が魅力ありすぎた。でも、恵那ルートだと「天州島」である必要ないんだよね。真莉音もなんだけど。

サブルートで関係になる真莉音と恵那はイレギュラーですけどそっちの方が魅力あったかなーと。

まぁメインは湊月とリル。

伝奇要素を絡めるんだったらもうちょい真莉音を賢い子にして空気の読める子にしてほしかったかなー…。後、正義(友人)と桜子(湊月の友人)が活躍するのも湊月とリル、Trueなんでそこも何とかして欲しかったなぁとは思った。

というか、はじめから天州島に住んでる設定にすれば良かったのになーんか恵那の3年夏転校とかそういう問題も関係してちょっと設定甘かったなーって気はする。

イチャラブとしては真莉音、恵那、伝奇要素としては湊月、リルとなってしまうので「伝奇要素」をとるか「イチャラブ」をとるか勢にとっては難しいかも。

自分は天州島の謎って何なのさ、って方が気になったので湊月とリルの方が好きなんですけど。

 

システム
 

YU-RISらしいっすね。システムは問題なし。

既読・お気に入り音声登録・チャプター・バックログ・セーブ・音声その他もろもろ。後、CG登録されると登録CGを拡大して見れる機能とかついてたのでそれだったら日常シーンでも見れたらいいよね、とは思った。(Favoriteみたいに)

 カーソルがヒロインのヘアピンだったりしてなかなか可愛かったり、UI周りも結構可愛いデザインだったりまぁそれ相応って感じ。

インストール中にミニゲーム「PUKAPUKA」で遊べるのもなかなか良かったよ!あれ単体のソフトとしても良いんじゃないかなぁ。インストール中だけっていうのも寂しい。

 

Hシーン・CGについて
 

 文句なし。クセのない可愛い絵柄を描かれますね、水鏡まみず先生。

塗りもすごくいい。

Whirlpoolと言えば「てんまそ」先生ってイメージがあったので意外や意外。

公式にもあるように、真莉音以外各ヒロイン4回+afterシナリオで1回。

結構おっぱいゲーだった気はします。制服も乳袋だしなー。

 

その他

まぁ典型的な萌えゲーだよねぇ、としか。

それもWhirlpoolさんのゲーム初なんでこういう雰囲気ゲーを作られる会社なのか、シナリオライターの弊害なのかはいまいち掴めず。

悪い意味ではないし、共通を越えちゃえば読むのが苦痛というシナリオでもなかったし、なんというか平凡なんだよねぇ。ごくごく平凡。真莉音ルートが異様にテンション高すぎた、イチャラブとしては良いんだけど真莉音がかなり異色だなあという思いは強い。籐太氏のシナリオは好きなんだけど結構アクが強いんだなぁという印象。

まあ批評空間で評判の良さそうな(大三元さん関わってるっぽい)「メロディア」、「メルト」、「マギウステイル」なんかをアキバソフマップでめっちゃ安く買えたのでプレイしてみるつもりではあるかな。

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掲示板に載ってたけどリルってかなり「鯨」を意識してるのねー。

 

 

恵那ルート

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「甘えさせてくれる系」お姉ちゃんかと思ったら「甘えてくれる」系のおねいちゃんでもあったぜ!やったね!

序盤の告白を断る理由はわからなくもない(主人公が恵那を誑した悪人のように言われているから)けど、実姉でもないのでそういうのは要らなかったというか蛇足だったかなー感はする。まぁでも3年の夏に突然親の許可無く好きな相手の為に転校してきちゃうという事、親としては相当ハラ立つと思いますわ。プレイしてる最中は親父うぜーなーって思ったけど、奨学金などで学園に生かせてもらってるにしろ、生活費なんかも含めたらそりゃ親困惑ですよね。…お兄ちゃんの寝顔が可愛いからってトランクにお兄ちゃん詰め込む妹が悪いんですけどね。

告白してからのお姉ちゃんはたまらなくエロかわいい。よっぽどイチャラブしてて良かった、願い水とか関係ないし。

後はリルのために天州楽鯨団の活動としてチラ撒いたりしてお悩み解決したり。あんまりそういう描写は少なかったですけど。若干、ここで真莉音が頭いいという設定が活きてた気がします。ほら、自分ルートだとさ…あの子は…。

最終的にはリルの祠が大雨で崩壊→宝玉まで埋まってしまったのを探し出すっていう感じですが、探し出すというより願い水で宝玉を探しだしたという感じ。宝玉も見つかりリルの神としての力も戻り、その後は二人で本土に戻るって感じです。

エピローグは子どもだいてる恵那と主人公が天州へ。

エッチシーンは奉仕される系が多かった気がする。

湊月

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湊月は恵那や真莉音と違って、真面目に(っつても変だけど)鯨神のリルの為に天州楽鯨団の活動をしていたと思います。まぁ桜子もいるけどな!

昔は祭祀が大々的に行われていたのだが、各家庭ごとに鯨神を祀る事に為っている、その事を変えたくて島全体で祭祀を行おうと努力します。

まず、鯨神とはなにかという事を調べだし、恵那から人格神として振興されていた、親近感のある神様だった事実を知ったり、鯨神の願いを叶えた年はだいたいその年の祭祀が特別に盛大であったり、鯨神に関わる人物、巫女である湊月の家系に子宝が恵まれたりと、「正」に関する生活に充実のある年に鯨神が大きな願いを叶えることをなど。

一生懸命奮闘しますが、所詮は子どもが作った企画、島民からは遠回しに断られますが、リルの存在で叶うことに。

 祭祀も無事に行われ、リルが力を使い水柱を出した際今まで以上の力を出しすぎて島が水に浸る大ピンチ。

決死の思いで主人公は湊月を助けその後、リルはアクシデントのせいで願い水を無くしてしまいますが先代の鯨神と同じように今後も祭祀を行い、鯨神の御使を見つけるようにいいます。そして今回の鯨神の最後の力は祭祀を復興させた湊月に使います。

湊月は御使だった主人公の役目を終わらせること。なし崩し的に御使になり、なし崩し的に祭祀を始めることになり、なし崩し的に湊月と恋人関係になれたが、今度は「制限」無く結ばれたいとの願い。

エピローグは今度はちゃんと手続きを踏み、天州アイランドで暮らせるように手続きをし、相変わらずトランクで貨物として送られてくる主人公。また砂場で出会い、あははこいつ~捕まえてごらんなさい~みたいなバカップルして終わり。

リル

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相変わらずリルの面倒を見ている主人公。ただリルにとっては情け深いだけであって等身大の「彼女」と見られなくて不服だったようです。

それから一緒にいるうちにリルのことを思うようになった、そんな感じです。

しかし、突然リルの力が弱くなり、日に日に行動範囲が狭くなる。

ついには起きていられないぐらい弱くなる。そのことを皆に言ってリルのために盛大な祭祀をとり行いますが結果は失敗。リルは倒れてしまい、結局本土に戻る予定だった主人公はリルとともに祠で海を見つめるように。鯨神の定めを破ることは出来ず己の運命を受け入れ、祠近くの洞窟で暮らすことになってしまったというあんまり後味が良いとは言えない。願い水をリルには使えないしね。

まぁTrueエンドがあるからしゃーないかなって感じ。

 

True

たとえ離れていても心が繋がっている絵本を読んでいるリルの思いを否定するところから。

リルはこころが繋がっていれば幸せだと肯定するものの、主人公はそれでも何かあがけることがあるならば足掻きたい、やれることを精一杯やりたいと、湊月に頼みます。

しかし最近の鯨神は湊月は最近の鯨神を讃えることは灯籠に願いを込めて水路に流すというものでしたが、祭祀を行うように頼みます。

島は祭祀を行うと言われているもののエネルギー水のちからも弱くなり、地震も頻発に起こるようになりギスギスした感じに。

空気だった正義の家から謎の巻物が出てきます。それは鯨神への恋心を綴った日記。

そして、元々は「巫女」が鯨神へ舞を踊るためではなく鯨神自身が舞を踊っていたという過去。

天州は水位が上がりどんどん沈みかけてきてるということ。

なんとか力を保つために真莉音はエネルギー水で作った聖水?をリルに飲ませたり、過去の書物を桜子と恵那で読んだり皆奮闘します。

そんな折、祠近くの洞窟が異様に整備されていることに気づき、中にはいってみると鯨神の祭壇があり、周りの霊泉がエネルギー水と同じ効果を発揮している、と。

祠は霊泉を守るためのダミーであったことに気づきます。

そして、巫女が清めの為に舞を踊るのではなく、霊泉で鯨神が踊るということ。へろへろになりながらリルは何とか霊泉周りで舞を踊ることに成功、高位の鯨神へと進化することが出来、消えることもありませんでした。

その後、主人公がこの島で生まれていたことや先代の鯨神は主人公の母親と交流が有り幼いころ鯨神と主人公は出会っていたとのこと。

島の伝奇的調査をしていたのが主人公の父であり、呪術を使って科学的に島の水を開発していたのが真莉音の父であったということ、今の真莉音の研究所は真莉音父の元祖研究所であったとの事を知らされ、幼い主人公は父親に渡してあった願い水を飲んでいたようでリルに奇跡が起きた、と。

エピローグは島から出られるようになった主人公とイチャイチャするリル。

子ども作るぞーって張り切るリルに恥ずかしがるって感じですかね。

細かい伏線もうまく回収して、綺麗に終わったなーと。

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