総評
正直古さは否めないと言うかもう古典名作百合アダルトゲームの位置についているんじゃないかと思われる、アトラク＝ナクア
因みにアトラク＝ナクア、10年前にプレイしたことがあって初音と言ったら比良坂初音だよな！と思う程度に姉様好き*1
当時はそのまま奏子（咎有り）・他は贄にしたかどうか覚えてない（沙智穂は怪しいけど）1週でTrueEnd見たのでこんなにエロ有りだったけ？と思う始末
読みやすい文章でも有るし文章量がずっしりあるわけではないので大体2時間ぐらいで終わる
シナリオ
やっぱ奏子と姉様の関係性が好きすぎて困る訳で
まぁ奏子と和久（百合の間に挟まりたい男）の関係を認めちゃうと容赦なく奏子を切り捨て姉さま自体も死ぬという意味ではやっぱり奏子と人外である姉様の物語なんだよなと
姉様が頑なに奏子を贄にせず、奏子をめちゃくちゃ大切に接しているのがすげえいい関係性だよね
奏子は人外となり永遠に姉様と一緒に居たいけれど蜘蛛の贄として永遠に生きてきて苦しい思いをしているからこそ絶対肯定しないんですよね、ラストは違うけど
そして銀との決戦、やっぱり好き
多分みんな大好き「Going on」がかかるのでテンションマッハになること間違いなし
あれだけ強大な力を持つアンチヒーローである姉様がボロボロに倒され銀に押し倒されてるのは美しくも有り儚さでもある
弱くなって奏子に自分の子を託す姉様がね…良いんですよ…
姉様も元々は人間で贄として遊ばれた存在でもあるから本当に私で良いの？みたいな自信の無さも含めて好き
はじめはストックホルム症候群みたいな出会いだったかもしれないけど最後の最後はちゃんと絆とか情愛があったと思う
それとティーンエイジの広がる噂話、贄としてターゲット化され追い詰められる各キャラたち
人間の心の弱さとかそういうのがめーっちゃうまく描写されてたと思う
そしてこれ
はー姉様好き
CG・Hシーン
どれも淫靡なのですよ
1997年発売だからフルカラーじゃないんだよね、多分
それでもおにくんの絵は良いなあと思うぐらい良い
