- 出版社/メーカー: 戯画
- 発売日: 2019/04/26
- メディア: DVD-ROM
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総評
たった一度の夏だから楽しい時間は短いんだ
生きている限りは成長が続くんだ
シナリオ
青春ゲー…に見せて過去との和解かな
もちろんヒロイン2人は完全に青春しようぜ!なんですが
海希に関してはちょっとだけ違う
結・ことねに関してはキスアトみたいにアフターシナリオばっさり切り落とされてるのでこれからどうなるんだ…みたいな感じにはなるけど海希に関してはそれなりのフォローされてるので実質海希ゲーかもしれない
それと結構短いので共通シナリオ+個別で1日ぐらいでクリアできます
戯画にしてはシナリオ頑張ってる
結
主人公に一目惚れして(本人も主人公も気づいてないのですが)追っかけてくる行動派お嬢様
多分彼女が居なければ楽しい夏休みを過ごそう!とはしなかったはず
海希・ことね・千尋・達観・結の5人が集まって海に行ったりMICOのバイトをしたり些細のないメッセージを送り合ったり夏祭り行ったり
行動力はどのヒロインよりもあるので割とあっさり付き合ったと思います、違和感もない
ただし、メインヒロインの海希が振られる命運にあるので辛い
そして行動力があってちゃんと将来の夢も持ち、金銭的にも主人公より上である存在の結と結父に絆されて揺らぐ達観も見ていて辛かった
好きあって付き合うのに劣等感を感じるのはなんだかなぁとも思うんですけど自分の体験としてわからなくもないので結の気持ちにしろ達観の気持ちにしろ共感を得るところは結構ありました
「好きは理屈じゃない」と言い通す結は強いです
ことね
学園デビューを目指していた生意気系後輩
千尋とツンケンしてましたがそれも過去の話
主人公たちと出会いどんどんその優しさに包まれて温厚な子になっていく姿はとても可愛かった
彼女の願った夏はアイドルになること、それを馬鹿にするわけでもなく一生懸命応援する仲間たち
達観くん達観くんと何かあると主人公にくっついてたイメージ、それがいい
最後はオーディションで終わったところが戯画らしいなと
キスアトや結ルートでも思ったけど肝心な未来については明確に明かされないんですよね、意図してやってるんだと思うんですけど
アイドルになれたのか、落ちたのかはわからないけれども夢に向かって「頑張り続ける」ことは間違いないだろうなと
また結よりはことねの方が長続きカップルになりそうだと思ったのは自分だけかな…
海希
メインヒロインにして最強の幼馴染
千尋と達観と三人で幸せに過ごして恋心をしまい込んでいた子でもある
これはまぁ過去の問題ですけど、思春期を迎えた少年少女がカースト下位の男子と付き合わずに酷いことを言ってしまったので拗れてしまった原因であり解決するのが海希ルートの本質といいますか
二人ともそれがきっかけで臆病になってしまい、千尋もその償いとして一緒にいるけれど本当はくっついてほしかったと思いながらぬるま湯に浸っている状態でどうしようもなかったという意味では結とことねはいいカンフル剤だったのだと
最終的にパッケージヒロイン兼裏ヒロインみたいな過去を持ってるので彼女を好きになれないとアオナツラインにプラスな評価を出せないような気がします
CG・Hシーン
CGはうみこさん
大きい瞳にちょんとしたハイライトがポイント
Hシーンはまぁそんなもんよねって程度(3人3シーンづつ)