
総評
ここ直近2年で値段が上がってきた地味なプレミアエロゲー
DL販売もされておらずメーカーは解散しているためプレイしたかったとしても地味に入手方法が厳しく、これからも値段は上がっていくんじゃないかなぁと予想
権利的所持している会社が「抜きコレ」や「ベスコレ」みたいな廉価版出した場合は別ですが
プレミア価格を出して遊ぶレベルのゲームとは思いませんが、じんわり温かい感じの人情物としても非常に良くできていて心が暖かくなる感じのゲームになっていると思います
「出会い」と「別れ」がテーマでも有るのでワイワイポンコツヒロインたちとの共同生活も楽しかったからこそ個別ルート入ってからの皆との別れも寂しいですし、その後選ばれたヒロインのイチャイチャも非常に良くできていました
個別ルートが若干薄めなのが残念かなぁという部分とまぁ相応かなと思う部分も多々
8割ぐらいは共通ルート、残り2割が個別ルートみたいな感じです
文章も読みやすく非常に共通ルートが良かったですし、ハーレムルートも欲しかったですねこれ…
ただころぶとの「別れ」からのぽんこつ4人の「出会い」そして…を考えると安易なハーレムも無かったから味わい深いのかもしれません
Trueである「サクラにかげつ」はとにかく胸に来ます、また長くないからこその思いが辛い
幽霊系ヒロインは転生か否かという部分でしたが奇跡も魔法も起きないからこその「かげつ」ルートだと思います
ハコをラストに、後は自由に
4人攻略後に「サクラにかげつ」ルートが開きます
ブランド・ジャンル・プレイ時間
- ブランド:オレンジエール
- ジャンル:ぽんこつ少女たちと1つ屋根の下共同生活を営む系アドベンチャー
- プレイ時間:15時間ぐらい(TRUEのかげつ√は30分ぐらい)
シナリオ
主人公の三ヶ月耶澄は幼馴染でポンコツの夜九ころぶを1ヶ月前の入学式前、交通事故にあって亡くしてしまう
耶澄も話したいことやころぶ自身の文句や伝えたいことを話すことが出来ない未練で毎日現実を受け入れることが出来ずころぶの墓に足繁く通っていた
そんな春の日、ころぶの墓の前で「天使サクラ」と呼ばれる少女が現れころぶの魂と合わせてあげることが可能だと言うことを告げられる
しかしころぶの魂を保管できるのは約2ヶ月、その間にポンコツである少女4人を真っ当な人間に仕上げることでその願いを叶えてあげるとの交渉を持ちかけられる
人間ブリーダーと呼ばれている耶澄はころぶに対する思いを告げるために、当然ながらその交渉を承諾する
山奥住まいで現代の常識がない「一都ハコ」、巫女ながら無邪気でなーんにもやらない「大黒天なゆ」、いつも眠たげで面倒くさがり屋な「白詰草詩舞」、上から目線の自称霊能力者でチョロい「藤咲守里」が耶澄の家に集まり奇妙な共同生活を送ることに
残された時間は「2か月」のみ、風呂に入ることすら出来ない少女たちを真っ当な人間にすることが出来るのか?
そしてそんなぽんこつ女子達との共同生活を成功させることができるのか?
ストーリー・設定
グラフィック・音楽・演出の特徴
- グラフィック:おきつぐ

皆で一緒に共同生活しながら寝るスチルとか好きですね
後は載せれないですがお風呂のシーンとかサクラ含めてお茶呑んで食卓囲んでるシーンなどやっぱり共同性活に味がありました
- 音楽:大久保潤、Luna、緑坂亜綾
EDの「Ring」も非常に良いですし「SAKURA ROUTE」もスルメ曲
「桜色」と「涙色」がすごいまた良いです
- シナリオ:遙音駆
非常にテンポの良い雰囲気も良いゲームだったと思います
メリハリもかなり付いていましたしね
システム
- 吉里吉里Z
システムはかなり問題なく動作しますね
共通シナリオ

あっという間の2ヶ月で耶澄の真人間にするという行動は失敗に終わり、「天使サクラ」からはもうころぶの魂を保管できないという事が告げられ
同時に耶澄はもう二度と墓に来ないことの約束を取り付け別れを迎えると言う残酷なエンドです
勿論、「天使サクラ」が御用達してくれたポンコツヒロインたちとも別れることに
耶澄なりに後悔しない生き方を決める、と言うのが個別前のシナリオですね
三ヶ月耶澄
ぽんこつブリーダーで且つ(ツンデレ?)っぽい少年です、
しっかりした面をもつ部分と一応エロゲ主人公らしい性欲を相応に魅せる部分もありますし、各ヒロインにちょっとしたセクハラもするので本当にエロゲ主人公らしさもみれます
ロリコンと言いながら割とヒロインたちの頭身が高いのでロリコンか…?と言われると疑問が多いところもあります
勿論、その性格ゆえにころぶと最後の話も出来ず死に別れてしまうのが彼の部分
個別ルートでころぶばかりを見ていないで前を向いて歩いていくというのも大きなテーマに含まれていますね
ヒロイン名前
大黒天なゆ

中では見かけによらず1番巨乳であり、1番ぽやぽやしてる割に性的なことは興味津々な女の子
1番やってることはHでしたし、イチャラブ度もぽんこつっぷりもなゆが抜けてると思います
耶澄に向けた育った赤い糸がなゆ以外のヒロインと結びつけられて強力に成長してしまってること
「朱き巫女」であり、縁談の良し悪しを占うのがなゆの運命であったもののなゆ自体には赤い糸を育てる力はない
他のルートと違い共同生活を歩むのですが、糸を切ったせいでルッキーネ゙とのなゆの別れが来ます
それでも結ばれた2人は後に子どもが生まれルッキーネも帰ってきてという実にイチャラブも多いハッピーなシナリオでした
白詰草詩舞

一緒にいるとエッチな「呪い」が起きると言われている少女
マイペースに生きていて、好きなものはヨーグルト
呪いの性でいろいろ嫌な思いもしてきて、「しまい」の名前からは祖母や母から連なる「呪いをお”しまい”」にする意図も含まれていたとか
それでも初H後に「耶澄くんの子ども産みたいな」とか直球のことを言ってきてかなりあわあわする耶澄も良かったです
自分の呪解できない呪いのせいで周りの人が苦しむことで余計詩舞は落ち込み、学校も中退するとまで言いますがその呪いを一心に受けるよ!死ぬな!と強く叫ぶ耶澄くんも印象的
勿論、耶澄がころぶの死というのもあるからこそ命を大切に思っているというのもわかりましたし、その後皆が泣いてるからもう絶対命を落とすことなんかしない
って当たり前の事を言いますがそれも良かったです、重くなりすぎない雰囲気が詩舞らしいというか「さくらにかげつ」らしくて良いですね
藤咲守里

守里と一応仮の恋人同士になるものの、人はすぐ裏切るし信用ならないと言っていた守里でしたがサクラの残した魔法の杖ー桜の枝を使うことで耶澄とも両思いになれました
その後、藤咲の家から父親がやってきて守里を婚約者と結婚させるなどの問題も有りましたがスズ会長やヨワメ先輩達の力を借りて諦めさせることに成功します
人を信じれなかったのも優秀な妹たちに比べ守里が霊的な力を持っていなかったのも原因の1つ
耶澄の夢の保育士、守里の夢のお菓子屋さんを叶えるために家柄も関係なく進んでいこうというエンディング
しかしキャラクター制作側からウケていたのかHシーンも多いですし可愛かったですね守里
一都ハコ

大和撫子を目指す幼馴染のハコ
1番Keyっぽいというか地味に泣きゲー要素が含まれてるのがハコと一辻家の箱の物語でした
ハコの不思議っぷりとサクラの魔法も含めて超展開ではありましたがそのテンプレっぽさがまた良かったですね
サクラにかげつ

サクラの正体はでしょうね、としか言いようがない部分と彼女は結局誰かのヒロインとの橋渡しになるのでどうやっても胸が苦しくなる終わり方でしたね
だからこそ美しかった
サクラのやっていた事はやはり耶澄を忘れさせるためで、どうやってもころぶからの思いは伝えられないのがまたもどかしい
スズって誰なんだ?と思ったら前作のヒロインなんですね…
「この世界の向こうに」持っているのですけどインストーラー動作しなかった記憶があるんだよな…
おすすめルート
TRUE「サクラにかげつ」
守里もなゆもハコも良かったのですけどこればっかりはやっぱりサクラでしょう
「Ring」の曲含めてサクラにもっと幸せになって欲しかった
でもサクラが望んだのは耶澄の幸せであって、後悔を残してほしくなかったと言うのがポイントですね
