恋する彼女の不器用な舞台レビュー

総評：駄目幼馴染こと真優が気にいるか気に入らないかがポイントのゲーム。キャラ萌えいちゃらぶ抜きゲーとして見れば出来は高い

恋する彼女の不器用な舞台 初回限定版

全体評価

 

このゲーム、「カントク絵」と「真優が好き」でなければ特筆すべき点がほんとに無いのです。キャラ萌えイチャラブゲーです。それ以上でもそれ以下でもない。
萌え抜きイチャラブゲー？として見るなら完成度は高い、けどそれだけなんですよねぇ。ごく平均的な平凡なゲーム。
他はナタリーを上げたいんですがちょっと真優よりインパクト薄いかな。
彼女の場合は堅物に見えて実はエロエロ、ちょっとSMもやっちゃうよって言うのが魅力です。
真優はまぁセンターヒロインでもあるし、何かと一悟に依存して駄目なのですが可愛いです。真優ルートの主人公にはちょっとイライラしましたが…。
真優も依存系と言いながらも他ルートででしゃばるとかそういうことも無かったのでまぁ流石センターヒロインだな、という可愛さはありました。
まぁCUBEだし…というかカントク絵だし…という評価の甘さは出てしまいますね。かと言ってこれがカントク絵じゃなかったら絶対手に取ってプレイしなかっただろうしなあ。

ぶっちゃけちゃうと

どこかしら尖ってる部分があれば（悪い面も良い面も）良かったのに一番批評に困るタイプのゲームでしたな。
ここ改善出来るだろ、という部分も見当たらず、かつエロシーンもそこそこ、依存系と言いつつもちゃんと収まる部分に収まり、エピローグ。
テストで70点とるぞ！と意気込んで65点ぐらいになっちゃった感じと言えば良いのでしょうか、平均よりは上なんだけど全体的に見ると出来は特別良くない、という感じ。
しかし、これで無駄なシリアスとか修羅場とか入れられても困るし、適度な個別ルートのイチャラブも有るし、エッチシーンもそこそこだし、なんですよねぇ。
悪くはない、良くもない、凄い微妙な判断に困るゲームでしたな…。

追記

なんだこのもやもや感…と思ったら、ああハーレムもののよくあるライトノベルがゲーム化したようなカンジがするんですよね。

キャラ萌えが先行しすぎてて話広げようがない感じでとりあえず急場しのぎでイチャラブさせてみました系の。

それが悪いわけではないのがこのゲームの微妙感を増やしているのではないかと思ったのでした。