彼女、甘い彼女 レビュー

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夜のひつじさんは相思相愛ロリータ(うさ城まにせんせーが絵書いてるやつ)のサークルって言うのは知っていたけど、FANZAで買ってもなかなかやっていなかったのである
まぁそれはそうと置いといてロリに母性を求めるのはまた今度(買ってあるよ)で、とりあえず甘やかす系彼女シナリオ読みてえとなったのでチョイス

彼女、甘い彼女

総評

優しくて甘い逃避先
主人公のしゅーちゃんは家庭環境や受験前のいろいろで心がささくれている高校生でした
そんな時に河原で泣いている女子高生を発見、ゆきちゃんと出会うのでした
シナリオといえばそんな感じで男なれしてなくてちょっとズレてて、でも自分の八方美人を嫌ってる不思議少女ゆきちゃんと男友達になって恋人に為って…
端的にいうと平々凡々なんです、だけどそれが良い
共依存に近いんだけどそれが大事
ゆきちゃんは否定しない彼女だけどただ甘やかすだけじゃなくて自分の考えも入れてくれる

シナリオ雑感

一部ですけど
章タイトルの付け方といい、言葉遣いといいすべてが心地よい
そして、ゆきちゃんも修士くんも世界から一緒に逃げるけどちゃんと結末としては逃げないんで不快じゃない
母性ロリとかおかん系が一部ジャンルとして人気の現代ですけど自分は母性おかん(艦これの霞とか雷?)みたいなのはちょっと…という印象を持っていた
勿論、年端もいかない女の子が背伸びするのを見るのは好き・だけどそれに対して甘えとか逃避先にしたくない
言い方悪いけどあんまり理解してなかったんですよねそういうジャンルに対して
だけど「彼女、甘い彼女」をプレイしてみて納得
時代の閉塞感というのか社会的な疲れからこういう「否定しない・導いてくれる・自己肯定感を与えてくれる」系彼女にはああ…って感じで理性もとろけるし納得もしてあー世の中うまく出来てるなぁというような感覚を抱いた次第
「心が雨漏りする日には」

ゆき「逃げた先にいやなことがあったらまた逃げるかも」
修士「うん」
ゆき「そしたら自分自身もどんどんどんどん近づいてくるかもって思う、さっきいったのと同じ」
八方美人だって言われるのが嫌で楽しいのに楽しくないふりをしたらどんどん自分が見えてくる
楽しいのも苦しいのか
(中略)
修士「似たところがあるのかも?」
ゆき「だから気が合うのかもね」

こういう話術?何気ないトークがとても心地よい
他の章タイトルだと「愛を引っ掛けるための釘」とかね
同人なので深く語る気は無いです
イチャラブスキーとしては十分ほわほわしたので良かった…