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総評
ショートストーリーの詰まったちょっと不思議なおとぎ話
幼馴染で微ぽんこつマルの為のマルのゲーム
個人的にはやかましい樹奈のルートも好き
まぁ…報われないんですがね…
シナリオライターの差がすごく出ていて判断が難しいところも有る（原画もだけど）
かといって長々してるシナリオでなくて短くまとまってるのでそこは評価
シナリオ
ノリの良いツンデレ(CV.雪都さお梨)とセクハラ大好きお姉ちゃん（CV遠野そよぎ）と義妹(CV安玖深音)、実妹（夏野こおり）、慕ってくれる三姉妹の後輩（宮沢ゆあな・雪村とあ・藤森ゆき奈）とバリエーションは豊富なわけです
ノリのいいツンデレ、樹奈はスタッフルームでもしもツンデレじゃなかったら…？みたいな話も書いてもらえているし、一番三角関係してたので好き
そして樹奈の心理描写が多くて恋じゃないし…みたいな早狩節と言いますかよく氏が書く恋愛否定組からマルの応援、やっと素直に「好き」と言える話はオーソドックスで好きなんですよね
翠子先輩とかちとせの話は良いんですけども緩急が！緩急がすご…
中だるみはしないんですけど前のChapterでキャッキャしてたのに急激にシリアスどかんと落とされたりするんで緩急がきつい
ちとせとか普通に普通なシナリオで良いのにちとせの我の強さと主人公の言い訳っぷりにイラッとするし勿論、三女（藤森ゆき奈）のキッツい言葉がきつい、いやまぁ乗り越えてラブラブなオチなんですが
病弱ネタは樹奈が使ってるんだからちとせでネタかぶりはちょっとなぁ…って
あきらは□リ越えてペ○寄りで辛いしシナリオも対してこう尖った部分も無く進みうん…で終わってしまった
メインヒロインのぽんこつ幼馴染義妹（CV安玖深音）（あんまり義妹感は無い）は王道ながらもやっぱり強くもあり、後押しをすると言いながらも未練がましい樹奈が愛おしいかんじでした
まるルートでは六花さん(ファンタジー)を絡めつつオーソドックスにほんわか泣かせにきましたね
ボタンを掛け違えていても”二人はまた逢える”って言いたかったんでしょう
現在のマルとのイチャイチャが虚なのか幾つものルートを越えて出会ったマルの方が正ルートにしなかったのもいいと思います、ねこねこっぽい
CG・Hシーン
子供時代書いてた笹井さじ絵が良くて大人マルに関してはちょっと作画崩れ気味、でもCGの3割はマルのCGなんで…
マルマル言ってますが樹奈のキャンプファイヤー絵好きです
システム
まぁねこねこだしあんまり新しくはないね…
ただ呼吸すると白い息とか目パチアニメ、舞い散る雪の描写は普通に良かった
たぶん次は「銀色、遙か」かな
OP・BGM
すごくいい
「六花のうた」、「星雪と踊る」、「ゆきいろ」
