こあくまちゃんの誘惑! レビュー

総評

どれだけ夏和小の演じる芽衣ちゃんが気に入るかがこのゲームのポイント
明るく可愛く押せ押せな彼女ですが案外押されると逆に弱く、そして主人公のことが大好きというテンプレートの塊みたいな設定ですが変に拘ったゲームよりミドルプライスと言うこともあってこれが良い
「小悪魔」というタイトルですが全く小悪魔感は無くて、甘々幼馴染の誘惑、って感じでした
後の魅力としてはバイノーラルボイス
「CloverVoice」で培われたボイス収録をそのままゲームの中に取り入れるということで非常に臨場感ある夏和小ボイスを楽しめる訳です
fengのほしかかあたりがバイノーラルボイスを先進的にゲーム中に取り入れて販売していましたが時代もあって結局バイノーラル録音ゲーと言うのは流行らなかったんですが、ASMRが流行している昨今では非常にメジャーといいますか、逆になんでバイノーラルボイス録音ゲーないんだろうね?ぐらいの気持ちはありました
まあとにかく芽衣のためのゲームなので芽衣(CV.夏和小)が好きなら間違いなく買ったほうが良いです
一応芽衣以外のキャラは出るけどあんまり魅力も感じなかったですし…
ま、実際、自分が夏和小好きなのでゲームとしては楽しかった部分はありますし良いヘッドホンで聞くバイノーラルボイスはやっぱりおすすめでして…
というか夏和小キャラは結構クールな子が多い反面芽衣みたいに直接好きをぶつけてくる子が本当に少ないのでそういう意味でも貴重なゲームだったと思います

シナリオ

押せ押せの芽衣からアタックを受けるわけで、
甘々ルートと自爆ルートという2ルートの存在がありますがよくある片方が純愛、片方が凌辱チックとかそういうゲームではなくどっちも甘々、どっちもイチャイチャという精神的に非常に良いゲームになってたかと
甘々ルートはひたすら甘々、自爆ルートも甘々
シナリオ面で秀でたところはなかったかなーただ夏和小がバイノーラルボイスでえっちな声を出してくれるって言うところがとにかくポイント高かったので後はシチュエーションボイス的なものも感じましたし

CG・Hシーン

原画は兼清みわ先生、柔らかい線が非常に綺麗に描かれる方ですね
ミドルプライスのエロゲなので大半がまあ抜きシーン寄りですが1枚シチュの絵もやっぱり綺麗だった
これはまあCube/CUFFSの特権って言っても過言ではないかもしれない
Hシーンは「きみ」と呼んでくれて普段は「みゃーくん」それにピクッとする人ならやっぱりおすすめだと思います
イチャイチャしながらちょっとだけ過激っぽい(すごい過激ではない)という良い塩梅のシチュエーションも多くて脳に優しいゲームだな…って感じがすごい
ミドル帯で小悪魔系と言われると「あざとカワイイ綾瀬ちゃん!」を思い出すんですがあそこまで悪食じゃなかったのも好印象なんだよな…
夏和小夏和小うるせえな!って言われそうなんですがまじで夏和小ファンのための夏和小ゲーなんでこう…捻ったことが言えないというところはあるかなあ