アマプラで公開はじまったので
コロナ禍の影響で映画館に行ったのが19年のSHIROBAKOに戻る程度に劇場に行けず、「鬼滅の刃無限列車」も「シン・エヴァ」も見に行けなかったんですよね
なのでいつになるかなーいつになるかなーって思ってたら案外早くアマプラで公開してくれてとても良かった
さよなら、すべてのエヴァンゲリオン
なるほどな、という感想
Qは破の綾波を救ったと思ったら説明もなくミサトさんにつれてこられヴンダーに乗船、後々の嫁になる鈴原サクラやらそのメンバーに
散々エヴァには乗らんでくださいよ!
と言われ破で行きなさい!と言ってくれたミサトさんもわけわからん状態だったのが思い出でNERV・ゼーレ側についたのがQ
散々ミサトさんの株が落ちていたのでまさかシンでこんなに株があがると思っていなかった
第3村での交流
第3村での黒波とアスカ、成長したトウジ・ケンスケとの生活
Qでのニアサードインパクトの重さから失語症になって苦悩を抱えるシンジくんは相変わらず苦しい展開が続いていたにも関わらず、おとなになって限りなく優しいトウジ・ヒカリ夫妻とケンスケ
勿論大人になったけどエヴァの呪いによって成長できないアスカ
レーションを無理やり食わせるシーンはすごい”アスカ・ラングレー”らしいエピソードだとも思ったし、黒波の第3村での交流は微笑ましくまじでエヴァ?と思うぐらい平穏だった
どんどん農業や村人たち、ヒカリの子どもと交流を交わして感情を身に着けていく黒波はひたすら可愛かったんですが、NERVにいないと生きていけない体故に消えてしまうシーンは胸に来ました
NERVをぶっ潰す
というわけでヴンダーに乗ってNERVをぶっ潰す、最終的な戦いに
第3村の大人になった友人たちとの交流、大人になったアスカの気持ち、そういったもの全部を含めて漢になったシンジさん
大人になったシンジさんと未だに碇ユイに囚われている六分儀ゲンドウ
ゲンドウくんもまた「孤独」な人だったんだなと
貞本版エヴァでも六分儀ゲンドウって大人になれないまるで駄目なお父さんだった訳ですけどもシンジとゲンドウの対話でゲンドウの孤独、孤独を埋めるための「ピアノ」と「知識」とか胸を打つ部分がすごくありました
いい意味でも悪い意味でもゲンドウって不器用なんだよなと
その孤独を埋めてくれる「碇ユイ」という人物に捕らわれてしまう理由もわからなくないよねって
貞本版エヴァでもマリがユイの事慕っていたしそれこそゼミの教授(冬月コウゾウ)まで狂わせてしまう太陽のような女だったんだろうなあと思うわけです
葛城ミサトと加持リョウジ
ミサトさんも加持さんも大人としてはぶっちゃけ良くないよね、と思ったりします
でもQからシンの言動を見ると相当ミサトさんへの責任及びヘイトがめちゃくちゃ減ったなと思いました
14歳の息子を放置して世界を救うとはいえガイウスの槍を作って特攻はなかなか…
でも髪の毛とサングラスをとったミサトさんはやはり格好良かった
アスカ(シンジ)の事好きだったよ
一番賛否あるところだと思うんですけど
お互いがお互い好きだったよ(過去形)というシーンはクッソ胸に来ました
14歳の当時ならそれが恋愛として通用していたのかもしれない
でもエヴァの呪いで成長できないとは言っても第3村での献身的な大人のケンスケと捻くれてしまっては居るけど大人になった(惣流)アスカ
はじめはそのCPは許せんわ…と思った部分もあるんですが、トータル的に見ると良いカップルだと思いました
綾波でも無くアスカでも無く
真希波・マリ・イラストリアス
「エヴァ」って話はぶっちゃけ新劇と貞本版しか履修してないんですけど、「大人になるための過程」だったんだろうなと
そしてそのきっかけもマリ
成長できないゲンドウ・アスカ・シンジに対する新しいアプローチがマリなんだろうなと
貞本版のマリエピ読んで+シン・エヴァ見てそれでまるっとマリに関する話が完結したように思えます
勿論ロボットのアクションシーンは迫力あって面白かったし誰のために無理やりエヴァに乗るわけじゃない信念があるシンジ
可愛い黒波、出来なかったゲンドウとの対話
鋼鉄のガールフレンド・碇シンジ育成計画なんかのifの世界でいろいろ見せて貰えてきたけれどこれほど上手くまとめたのはなかなかないんじゃないかなって思います
ああ、面白かった