総評
「お嬢様は逃げ出した」というぽんこつわーくす氏が描いた漫画があるんですがあれを思い出させるタイトル
金髪サイドテールの女の子は可愛いし、それでいいよねーみたいなところも深くて
ミドルプライスなのでHで可愛く楽しければいいやという感じで買ったのであんまり深く考えてなかったりする
シナリオゲーというよりはミドルプライスでえっち！という感じが非常に高く、まあ良いんじゃないかと思うわけです
ただただシナリオが長く無駄な学園パートとかそういうの好きじゃないんですよね、某メーカー
言いたくないんですけどヒロインとイチャイチャ！いちゃらぶえっち！が一番精神的にもアダルトな要素を見る上でも楽なんですよね
めちゃくちゃシナリオライターが掛け合い上手かったりだとか、シナリオライターの引き出しが多かったりだとか、それこそプレイヤーを惹きつけることができる手腕がある人は長々シナリオ書いても面白いんですけど、一般的にそうでない人が無理して長いシナリオを書くと面白くないんですよね
世間的にはアヴァロン・ル・フェとかめちゃくちゃ評価されてますけど長い上にしんどかったんで…
なので業界的にミドルプライス=>ストレスフリー=>端的にいちゃいちゃえっち、ができるゲームの方向性にシフトしてるのはいいことだと思います
00年から（もっというとKeyとかTYPE-MOONとかの）大作シナリオ物量主義は個人的に辛かったので
ただ、プレイヤーを惹きつけることができる手腕を持つ現在でも別業界等に移動したシナリオライターたちはできてたと思いますけど
読み手の方に許嫁だとか生死だだとか近親間の問題、そういうのを入れて主人公及びヒロインが不幸になるところを見るのってすごいストレスなんですよ
エンターテイメントではあると思うんだけどね
ただ遠回しに無駄シリアス入れて好きじゃないですね、って呟いたらとあるシナリオライターからブロックされてて笑っちゃいましたけど
今はある程度の手軽さ、コスパの良さ、タイパの良さというのを考えると無駄に長くて読み手にストレスが掛かる大作ゲーって言うのは受けないと思うからミドル帯に移ってきたんだろうな、と思います
非常に短く且つまとまっているだけでも評価はするんですけど、本当にストレスフリーに出来ている
1～2時間で終わるシナリオが嫌いな人は駄目かもしれないですけど
シナリオ
有名な名家、宮ノ杜一人娘の春音お嬢様
使用人である主人公とはまあ内縁の関係ではあるもののまだ「認めてもらえる」関係ではなかった
そしてとある事で喧嘩を起こし、お嬢様が家出をする―！
一周目はどういった理由で春音と春音父親とのわだかまりがわからずとりあえず、同居♥いちゃいちゃ♥で終わるので背景は全くわからないのですが一応家の繁栄のことしか考えていないとは言っていたとは言え別の原因があるように見えたんですよね
まあ当然別の原因もあって、まあそれも順当と言うか予想できることですけども、予想できるからこそ良いということもあるのでね
父親との確執ももっと粘り強く書かれるのかな？と思ったんですけど、全然そんなこともなく執事と主人という関係でありながらも非常に理解のある人として描かれていたので悪心性もなかったですし、
よくあるお見合いとか名家の跡継ぎのための海外留学
だのの話はありますが一切シリアスでも無いですし二周目からはお嬢様Viewが開くのでそこから垣間見える部分も良かったです、周回させる必要あるのか？とか言われてますけど個人的には好きなギミック
CG・Hシーン
1枚絵はさすがユニゾンシフト、という感じ
活動してないだの生きてないだの言われては居たけども、結局メイン活動をCRYSTALiAが実質握ってるような感じでメインブランドじゃなくて～みたいな感じでいたので相応の綺麗さという担保も誇ってます
一応、もう恋人同士なので初体験シーンは無いのかな？とは思ったんですが二周目に回想ですがきちんと仕込んできたのはいい印象
Hシーンも誇っているだけあって12シーンと多め
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