Strawberry Nauts Full HD Memorial Plus レビュー


総評


当時のレビュー

fullswing.hatenablog.jp

対して感想は変わらない過去のレビュー


一応タイトル画面で攻略した順番が確認できるはず、当時はみかも→穂海ラストにしたのかな?

耶央と軍神が中心にいる姿を見ると軍神推しだったんですよね

ちょり先とレンチが端っこにいるのはパッチの関係上です

2011年に発売された「Strawberry Nauts」のHDリマスター…だけではなく追加CGを含めたメモリアル版
単純のFull HD版は「: HOOKSOFT 20th Anniversary Royal Box 2002-2017」に収録されていますが、アニバーサリーBOXの場合は希少性が高く、実際に入手出来てる人はほんの一握りだったハズなのである意味みんな手に入れることができる「完全版」
ただ単純にフルHD化されたわけではなく一応日常CGも追加と言う形
松下まかこ氏の追加CGは有りませんが、代わりにHOOKのグラフィックチームで新規CGを描き下ろしており、正直御本人と差支えのないぐらいのクオリティの高さでした満足
初回特典であった上級生Cのパッチ及び六角すずめちゃんパッチは適用済み
個人的にHOOKSOFTの一番の名作と言われたら間違いなく「Strawberry Nauts」って言います
先に出た「PriministAr -フルHDリマスター」はストノと違ってそのまま画面が大きくなった(特典とかの違いはあるものの)ぐらいなので新規CGは嬉しいやつです
古き良きエロゲーって感じ
ストレスが無いんですよね、ぽっぽがいい奴で今で言うスパダリの塊みたいなやつなのでそりゃモテるよねと言う塊のやつ
ハーレムものなので恋愛に関しては鈍感では有るものの、風呂のぞき犯にならないように回避したり女の子たちに対しての気遣いが半端ないやつなんでまあ嫌味にならないって言う完成度の高さ
ストレスフリーではあるものの古いゲームのリマスターでもあるので、当たり前ですがハーレムノリが苦手な人はいるかも
ただ直近10年ちょいのHOOKSOFTなら一番好きな作品です(どっちのiが好きですか?も入るんだけど)

その分PITでぽっぽ爆発しろなんて言われますがまさにそのとおりでして
どちiとかも好きなんだけど完成度の高さはストノだと思うんだよな
Memorial Plusやった感想は元々シナリオの完成度だとほうみん抜けてたと思うんですが橙子とみかもの距離が好き、という感じ
10年前は軍神ときゃお好きだったので全然反対方向だったんですが今回プレイしたら興味のない二人がかなりイチャイチャ度高くてと
この手の学園ハーレムラブコメがめっきり減って当時のハーレム系ラブコメが久しぶりに刺さったって気持ちもありますね
PIT(当時の2ch)も面白いことはあったんだけども、必要なければ演出として切れますし共通ルートのぐだっとした感じを払拭する意味では良いスパイスだと思います
それと、ほぼ個人的エロゲ黄金期みたいな声優キャストで固められているのもポイントが高くなって宮沢ゆあな声のツンデレとかホント最近聞く機会もないのでとても良かった…
しかし、移植されて追加されているちょり先生の妹の読丸万里佳に関しては登場もしないし攻略も出来ません
徹底してんなぁってレベルで…
OP曲「A little more」とEDの「夜明けの星空」が良いですね

システム

「Strawberry Nauts HD RenewalEdition」との違いはバックログが見やすくなったこと


結構明らかに違いが分かりますね
同じシーンですがQ子の立ち絵の違いとかもあります


旧版(HDエディション)のバックログは基本的にキー操作によって見ることが出来ますがHDメモリアルエディションはホイールによってバックログを開くことが可能です
これ結構重要で旧版及びHOOKAnniversaryに収録されてる方はバックログボタンも無かったのでキー操作しか方法が無かったので嬉しい進化
後は、PIT(Personal identification Terminal)場面の改修


旧版はBBS形式、メモリアルエディション版はSNSっぽくなった印象

シナリオ

美しい人工島である五光館学園にやってきて、島の中の寮に住む予定だった「波戸晴太郎」
しかし、彼は女子寮である「鹿南女子寮」の中に入寮することになってしまった
そこで出会うパンツ…日和橙子、幼馴染の八束愛姫、「また会えましたね?」と不思議なことを言う寿々苗穂海、不思議ちみっこ楠耶央と出会う
そして2度目の春ー

日和橙子

コロコロ変わる表情が魅力的、ぽっぽハーレムの中でも中心的存在なので感情も豊かでまさにパッケージヒロイン

(真ヒロインはほうみんだと思うので)
自然と隣に居るのが当たり前になってても驚かないヒロインって感じでもある
放送部のお手伝いをするわけですが、ぽっぽ本当に万能なのでサッと馴染むのがすげぇなと思うところ
ちなみに外だと生徒会(愛姫)・風紀委員(みかも)と手伝いするのでホント何でも出来るのなぽっぽ、と言う印象でも有る

「一緒に居たい、その先へ」がストノのキャッチコピーなんですが一番馴染むのは橙子だよなーうんうん
部活を挟んでのドタバタ劇と言うのも近年めったに見ないジャンルになったので王道的な良さと言うか、そのテンプレートっぷりの良さを感じるものでもあります
付き合ってからも(性格的にも行動力もあるので)頼まれたらなんでもできるぽっぽが他の女の子たちからモテてうわーん!みたいになる感情も良い、やはり独占力…
ふとした時に橙子が放送で自分の気持ちをポロッと漏らして、放送を聞いていた他生徒がはよ向かってやれ!という学園公認カップル?になる瞬間にふと泣きそうになりましたね
それと鹿南寮の女子たち皆が取り囲むQQQのファンと戦って?恋を応援するところがまた良かったですね
橙子ルートってことは皆失恋してるのでね

やっぱり橙子のころころ変わる表情が魅力的なんです
「A little more」からの「夜明けの星空」はズルいなぁと思うし、「A little more」の歌詞は日和橙子だなあと対して「夜明けの星空」はほうみんの歌だと思いますが

かなりイラストは似せているものの、丸いのが混じってるなあと言う
まあ10年経過してるので(現在もイラスト描かれていたら)こんな感じに寄せてたかもしれないですね
ほうみんでもしゅっとしてる(かなり本人に寄せてる)グラフィックがあるのに、橙子もモチッとしてるイラストが多かった

八束愛姫

一番イチャイチャしてるのは軍神だと思う
ってレベルでずーっとイチャイチャしてましたね、これでいいんだよこれで

多分いちばんエロいのも愛姫だと思います、っつーか当時誰かとTwitterかなにかでストノ1エロいのは誰かみたいな話をして愛姫ってオチを付けたことも覚えている
木村あやかのツンデレなのでそりゃ自分のルーツから考えると好きになるよねって気にもなります

背中合わせでのCGは印象的だったので覚えてましたけど
軍神は考えすぎて暴走しちゃうタイプなのでそのストッパー役になる関係がまた良いとも言える
それと圧倒的な自分にしか向けない表情No1の子でもあると思う

そういった意味でも笑顔CGが増えたのは良きですね…

寿々苗穂海

彼女だけはちょっと特別というかSF(すこし・ふしぎ)
穂海に関してはそりゃみんな好きになるわってレベルでいい子なので正直一番人気なのも分かる~ってなるし、甘えん坊でとても良い
ほぼ疑似家族みたいな状態を味わえます
話のギミックは覚えていたものの、どういった理由で

たんぽぽが現在の時空に迷い込んだ
のかとかはすっかり忘れていたので一発目としてはああ、そうだったねぇ~みたいな気分になりました
海洋実験の最中に巻き込まれた
なんて正直忘れており、なんでSFなんだっけ?と思い出すには良いきっかけではあった感じ
後は当時ほうみんそんなに興味がなく(どちらかというと耶央と愛姫派である)なんでこんなほうみんほうみん言うんだ?と思ってた時期もあったのでそりゃ人気出るよね~ってシナリオだと再確認
ほうみんがストロベリーノーツの真骨頂なので彼女のシナリオだけプレイするだけでもかなりの人は満足すると思う
たんぽぽを挟みながらのイチャイチャはなんというか有る種の完成形

新規CGですがこれもあんまり違和感なかったですね、指なめに関しては別人だなと思いましたが(流石にアレはちょいひどい)
まかこ絵では無いですが限りなく寄せてくれて居た印象
まかこ絵の穂海は大きな瞳と細い線が見分けかな、本人に似せるのはエミュイラストなんて言いますがほぼ破綻なく
似せた方は丸い目とふっくらした線の見分けですかね

楠耶央

安心と信頼の井村屋ほのかボイス
明るく無邪気な橙子、幼馴染で独占欲高い愛姫、良妻ほうみん、子犬系後輩みかも…なので耶央の影が薄くなるのは今になって理解できるって言う
個人的には好き(何度も言う)んですけどちょっとクールな子故に共通ルートでもほぼ「静」という感じでまあ良くも悪くも目立たないんですよね…
個別ルート入るとすごい独占欲見せてくれるから好きなんですけど

熟年老夫婦みたい
と言われていてまさにそれ、他の子達が手取り足取りなんとかして勝ち取ろう(HOOKにしては)としてる恋愛模様を見せてくれてるのに一歩どころか3歩くらい引いて見てるので安心感はあるんだけど他の子たちをやってから気づく魅力が薄かったなあと言う感じ
後はPITが上手く挙動してると言うかほぼパパラッチ状態で追いかけ回される耶央とぽっぽなのでシステム上手く使ったと思うんですけど


別離するかも、ってなって耶央側から抱きしめるCGとかすごい良いんですよね

そして体格差萌え、なんだ…
それと笑顔かな、他の子たちのルートを見ながらCGの無骨というか本当に「静」と言わんばかりの表情の薄さがキャラの薄さにつながったのかもなーみたいな分析をしてみた
ほうみんは別格にしてみかものあざとさがやばかった、腹黒いわけでもなく天然で「守ってあげなくては」感をむき出しにされると絵師子は弱い…
無口だけどもっとプレイヤー(晴太郎にしか向けない表情)みたいなもの多かったらワンチャン
シナリオの完成度としては引けをとらないんだけどイチャイチャを求めるゲームなのでもっと行動起こしてほしかったな
後は未来の耶央タンの姿とか入れてくれたらもっと幅は広がったかもしれない、軍神もほうもんも傍にいるだけのCGじゃなかったんだ
勝ち取った後の恋愛模様を見せろ楠耶央

耶央といえば、というようなバッテン口入れてくれて良きでした

青兎みかも

不幸属性は有るものの健気で頑張る小柄な女の子、このルックスなら(人気投票があったならば)結構上位に食い込んだであろうなと思った

桜川シュトラッセの後輩声が苦手
で外見も性格も好きなんだけど攻略後回しにされていた原因ですね
穂海んとは違ったあざとさの塊だなーって思いました、だが可愛い
ドジを起こすみかもをカバーするぽっぽが頑張るシナリオでもあるので、抜けてイケメンと言うかそらモテるわみたいに再確認させられたルートとも言う
大体ちょり先生からトラブルを請け負うのですがラキスケに至ってもあー波戸くんならしょうがないよねみたいな感じ
みかもは唯一の後輩なのでぽっぽハーレムに普段は居ないのですがその分個別でいちゃいちゃ
正直一番「波戸晴太郎を攻略する」って印象が強いかな

間違いなくみかもviewがあったらドジでダメな私を支えてくれる好きな先輩だけど周りにはいっぱい魅力的な人が居て…って
プレイしてたのが過去にいろいろあったほうみんと軍神とレンチなので何も知らない関係からの発展、じつはこのゲームで数少ない子だったりする
新規CGも変わらずもとみやみつき先生
色使いとかが変わったかなーと思う程度ですね、大きくキラキラに描かれる魅力的な瞳は相変わらず

みかもは他ヒロインたちに負けないっぷりの甘え力がたまらん
スクール水着立ち絵とかあって本当に色んな意味でズルいというかあざてぇなと塊ですね

六角すずめ

あーレンチ可愛いよレンチ
チュン子とか言われていますがすずめちゃんは六角レンチなんだ
当時宮沢ゆあなさんは「Flyable Heart」の皇天音やら姫榊こももがね…
別に自分のN.H.は天音由来では無いけど
頑固な女の子ですがそれは過去に弱くて守ってもらっていたからこその反転
みかもルートやってるとキツい子って印象になりがちですが自分を高めてるいい子なんですよ
ただすずめちゃんに関しては追加CGもシーンも無し、しょうがないかなあ

朝霧&秋沙


そう言えばいたね先輩方と言う
上級生Cより印象が薄かった先輩方
まあ複数プレイだしおまけっすね、嫌いじゃないですが
というかストロベリーノーツ以降のHOOKゲーに3Pとかって存在するのかな…?わっかんないな
トラベリングスターズとアメニティーズライフには有りそうな感じはするものの、前者はともかく草柳順子声の携帯電話に破壊された脳が引っ張ってて後者はやる気にならんのですね
古いんですがLikeLifeは本当にいいゲームです
人工衛星が擬人化しても興味がない、何故なら携帯電話に恋してしまったので(了)

上級生C



忘れていたんですが思い出したシナリオ
おまけではあるものの、卑屈だった女の子が恋して変わっていくという意味では完成度高いです
見知らぬ二人のままなんですが普通にいい子だし、ちょりさんの良いところ?がちょっとだけ見れますね
実際先輩たちが卒業してからぽっぽハーレムに新しく加入する後輩ちゃんとかも出来たりするんだろうなぁ、と思いつつ
おまけにかなりえっちしーん濃いめ

てかこれだけ美少女に囲まれていたらそりゃぽっぽ爆発しろですね

読丸千代里


トラブルの大半がこの人が原因なんですが、暴君□リ(?)としてやっぱりいいキャラしてますね
金松由花さんのボイスの中でも大好きなちょりせんせー
やってることもルートの中でも大暴れしてくれて本当に大好き❤
鹿南寮のぽっぽハーレムたちはなんで…ってなりそうですし、ある意味PITが大荒れになりそうですね…
ただCGを見る限るだと

はじめてっぽくなさそうな気がするな
とは思うんですが有識者はどうなんだろうな
そして結論的になんで!!!妹!!!!出てこないの!!!!

CG・Hシーン

ヒロイン5人×4シーン、皆お口有り
サブキャラは1シーンずつ、3人×1シーンと複数
HDメモリアルエディションでシーン追加は無し、サブキャラに関しても追加無し
メインの追加CGに関してはほぼ文句ないですね、気になる部分も有りますが元々のストノ自体が古いゲームに分類されますし



思い出も相まってあまりにも“良い”ゲーム過ぎてヒロインたちとぽっぽとお別れするのがちょっと悲しいぐらいになっちゃうゲーム
また数年後会おうね、って言いたくなっちゃうなー
またいつか会いに行きます、五光館学園